月刊てんとうむし畑たより(2026/4/5 第124号)
春らんまん、そんなことばが、ぴったりの季節ですね。
桜が満開になり、レンギョウの黄、ユキヤナギの白、ツバキの桃、色とりどりの花が庭に咲き乱れています。
他にも山吹、中でも私の好きな花木は、白い花の利久梅。茶道の利久も愛した花だそうです。そして、畑には、菜の花の黄い花。
畑のまわりには、紫のミツバツツジ。いい季節ですね。
3月のおわりには、南国からツバメたちが帰ってきました。二組のつがいが、にぎやかに巣作りを始めています。
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「ありがとう」をたくさん言ってもらえる人に
4月は、新しい出会いの月。入学、新社会人、たくさんの人生の節目でもありますね。私ごとですが、双子の長女と次男も3月に無事大学を卒業し、ようやく、長かった子育てからも卒業となりました。
そして、新社会人となる二人にむけて手紙を書いたので紹介させていただきます。
『社会人としての第一歩を踏み出したこと、心よりおめでとう。卒業式を終え、ぴかぴかの社会人になり、どんな気持ちでしょうか。ついこの間までかわいかった子供がすっかり大人になり、しっかりした姿に親としても、少しびっくりしています。
ちょっと考えてみて下さい。人は、誰も一人では、生きてゆくことの出来ない生き物ですよね。今、あなたが着ている服も誰かが糸をつくり、仕立ててくれたおかげ。病気になれば、お医者さんに助けてもらったし、登下校の時には、ご近所さんにつきそってもらい安全に学校へ行くことが出来ました。いま暮らしている家も大工さんたちのおかげです。父も母も得意分野を活かして、野菜作りで役に立っています。その野菜も、トラックを作る人がいて、運転する人がいて、たくさんの人に届けられています。そう、私たちは、誰しも、気付かないうちに多くの人に支えられて生きているのです。
これまであなたたちも、たくさんの人に助けられ、支えられながら成長してきました。そして、社会人になったこれからは、少しずつ立場が変わっていきます。これからは、多くの人を助け、支える立場です。
誰かの役に立つためには、知識や技術、資格が必要です。それを学ぶための期間がこれまでの学生生活だったのだと思います。
たくさんの先生のおかげで、知識や技術を学ぶという、小学校から大学卒業までの時間は、まさにその準備の時間でした。
そして、社会人になるということは、それまで学んできたことや自分の得意分野を活かして、ようやく誰かを助ける側に立つということです。もちろん、最初から大きなことができるわけではありません。だけど、小さな積み重ねの中で、少しずつ人の役に立てる存在になってください。そして、より多くの人を助けるために、より高いレベルで社会に貢献してゆくために勉強におわりは、ありません。これからも学びはつづきます。
これまで支えてもらったことへの「ありがとう」を忘れずに、これからは、支える存在になって下さい。そして、「ありがとう」をたくさん言ってもらえる社会人になって下さい。
あなたたちのこれからの歩みを、いつでも応援しています。』


