週刊ミニてんとうむし畑便り(6/8~6/14ミニ第460号)
5月の中頃から始まった、エンドウの豆ぼり(丹後弁で、ぼる=収穫する)も、今週でようやく終わりを迎えます。
冬の寒さと春の適度な気温、そして、いい雨のおかげで実えんどう、スナップえんどう、絹さやえんどう…どれも豊作でした。
おかげで毎晩、豆ごはん。いくら食べても飽きない美味しさ。たっぷり味わいました。
えんどうの豆ぼりは終わると、夏野菜たちの収穫がはじまります。
まずは、ズッキーニ。そして、ベビーコーン!もう少し先になると、きゅうり、じゃがいも、プチトマト…。
春野菜の大根、かぶ、こまつな、レタスもまだ元気いっぱい。
そう、6月は春と夏の野菜がいっぱいあって、次々とその顔ぶれが変わっていく季節です。
夏野菜が次々と実をつける品種がほとんどなので、倒れないように工夫したり、せん定したり、これからお世話に忙しくなります。
そして、その実を食べるのは人間だけでなく、タヌキやカラス等も狙っています。
フェンスで囲ったり、ワナを仕掛けたり、これからは動物たちとの知恵比べもはじまります。
~~旬のおやさいシリーズ ベビーコーン!~~
とうもろこし畑では、雄花が咲きだして、花粉をいっぱい飛ばしています。その株元には、白いひげの雌花が出ています。
そう、これが黄色の甘いとうもろこしの実になるのです。
一本の株から2~3個の実がつきます。そのままにしておくと、全部の実があまり大きくならないので、一番上の実を残して採ってしまいます。それがベビーコーン!
これがまた美味しいのですね。もちろん、この時期にしか食べることのできないお野菜ですよ。
そして、約2週間後には残した実がとうもろこしとして食べれます。
