週刊ミニてんとうむし畑便り(8/17~8/23ミニ第470号)

山の日の連休には、本当に恵みの雨となり、気温も下がってくれたので、ほっとしました。
連休で旅行やレジャーの方には申し訳ないのですが、ザーッと降り出した雨の中をずぶ濡れになって、嬉しくて踊り出したくらいです。
4日間降り続いた雨で、野菜たちは更に成長し、実をたくさんつけてくれています。
出会った人との挨拶も、一変して「いい雨になりましたね。」と。

気温が高すぎて発芽不良をおこしたキャベツの種まきも、その後、穀物冷蔵庫に種まき後2日間入れて、20℃で発芽させることで、いい苗が育っています。
木陰で育苗したり、ミスト装置を設置してみたりと、いろいろ試してきましたが、この穀物冷蔵庫がベストのようです。
人類未経験の猛暑に対して、これからもあの手この手で試行錯誤しながらのチャレンジが続きます。

まだまだ夏真っ盛り。夏野菜がたくさん採れる時ですが、すでに秋冬のキャベツ、カリフラワー、ブロッコリーの種まきは完了。秋どりにんじんも種まき終わっています。畑ではすでに秋冬の準備多忙中。

~~旬野菜シリーズ:ゴーヤ~~
10年ほど前までは、ゴーヤは営農作物(経費と売上を計算すると)ではない野菜でした。
年々厳しくなる夏の暑さ、そこで威力を発揮しだしたのが沖縄生まれのゴーヤ。今では夏の主力野菜です。

独特の苦みはモモルデシンという変な名前の栄養。胃腸を活発にしてくれ、夏バテ防止に!
ビタミンCや食物繊維がたっぷり。血糖値の上昇も抑えるいい働きもある。

塩もみして調理すると苦味が和らぎます。緑のゴーヤは未熟果。
完熟になると、黄色からオレンジ色になり、タネが赤くなります。

スーパーには絶対に並ばないオレンジの完熟ゴーヤはとっても美味しい。
沖縄の方はこのオレンジを好むと聞いたことあります。
完熟になると実が割れてしまうのが欠点。ボロボロでも食べたくなる完熟ゴーヤは農家の特権の一つですね。
漢字で苦瓜。きゅうり等と同じウリ科の野菜です。たくさん食べてね。

 

👇ポッドキャスト「こたえは土の中」

次回は8月23日「処暑」です。聴いてね。

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