週刊ミニてんとうむし畑たより10/30〜11/5

小春日和の下、畑の周りを歩いていると、いろんな秋の花に出逢います。薄紫色のノコンギク、紫の濃いリンドウ、不思議な柄のホトトギス、オミナエシの黄色ははっとする様な華やかさがあります。もう今となっては、日常になじんでしまったセイタカアワダチソウも派手に黄色い花を咲かせています。

中でもリンドウは妻の好きな花。2株ほど切り取って、持ち帰りました。一輪挿しに飾ってくれました。

さて、今回の散歩の目的はカマキリの卵さがし。カマキリが卵を産む高さで、その冬の積雪がある程度予測できるからなのです。冬には、積雪がかならずある、私たちのところでは、カマキリのカンが野菜栽培の大きな力なのですよ。

今回は、2つの卵を発見。その高さはひざ上約50cmとひざ下40cm位。先週も草刈り作業のときには15cmの高さに2箇所、40cmの高さに2箇所発見。平均すると30-40cmの積雪予測です。平年と比べるとやや少なめ。

気象庁によるとラニーニャの影響で、この冬は厳しい寒さとなり、日本海側では、大雪となる予報が出ています。備えあればうれいなし、大雪になっても大丈夫な様に対策は打っておきますが、私はカマキリを信じます。

そして、カマキリの産卵のこの時期、冬の野菜の収穫もはじまります。キャベツ、大根、にんじん、かぶら、ほうれん草など…。

少しずつ寒さも厳しくなるにつれて、冬野菜の味もますます濃くなってゆきます。

大根の葉っぱ