スタッフコラム「おいしい生活㉚」
皆さま、海で泳ぎまくる7月がはじまりました。休みの日に早速行ってきました!
今回でスタッフコラムも30回目を迎えました。わーいわーい
私は今年もトマト担当で、すでにたくさんの方のもとへトマトたちは旅立っています・
そんなトマトのお話を…。
妙紅という大玉トマトはうまみと甘みがあり、バランスの良い美味しいトマトです。
今年はひとつの房に8個もついているものを見つけて、完熟まで赤くしたら収量アップだ!と喜んでいましたが、梅本さんは「3個残しが味も集中して美味しい」と言いました。
毎年3個残しにしていましたが、私は梅本さんの助言を無視して、8個ついている房をそのままにしてみることにしました。
そして、先日、梅本さんには何も言わず、赤くなった8個中1個を食べてもらいました。
「ん?」と顔をゆがめた梅本さんは「美味しくない」と言ったのです。
私も食べてみると、妙紅の特徴でもあるうまみや甘みがないのです。味が分散されてしまっていることがわかりました。
私にとっては大きな経験でした。
実際に味わってみることが、これからの課題につながると思ったのです。今から来年はこうしたい、試してみたいという方法が出てきています。
1年に1度しか関わることのできないトマト。ゆっくりペースかもしれないけれど、前へ前へと進んでいきたいと思います。
