週刊ミニてんとうむし畑便り(12/21~12/31ミニ第488号)
今年も、とうとう、最後のおたよりとなりました。
年末とは、思えない様な、あたたかい日が、つづいています。 大根を、収穫していると、土の中から、いっしょにカエルが出てきました。 冬眠していたのを、起こしてしまったのですが、ぴょこぴょこと迷惑そうに歩いています。 いつもの気温なら、土の中から、起こしても、動かないのですが、この暖かさのおかげでしょうね。 玄関の横のロウバイも、蕾がふくらみ、今朝、一輪咲いているのを見つけました。 以前は、1月下旬や年によっては、2月に咲き出していたのが、年々早くなり、とうとう、今年は、クリスマス前、最早の咲き出しです。
このあたたかさで、冬野菜たちも、ちょっと驚ふいているかもしれません。 いつもの冬なら、成長が止まってしまう露地菜物のこまつなやミズナが、どんどん大きくなっています。
さて、この一年を、ふり返ってみると、もう毎年のことですが、やっぱり、夏の恐ろしいような暑さが、一番の印象です。 7・8月が種まき時期だったニンジンが、9月種まきがメインとなり、沖縄野菜のごーやが、大豊作になったり、野菜の作付に大きな影響を与えてくれました。 梅雨がなんと、6月末にあけてしまったのも、大変なこと。 いつもなら、たっぷり雨が降る7月に全く降らず、水やりに追われた夏でもありました。 それが、9月に入ると、毎日のように雨空となり、 10月も、「天高く馬肥ゆる秋」なんて、一日もない秋でした。 四季というより、雨季と、乾季といった方が、正しい様な天気になってしまいましたよね。 今年の漢字に「熊」が選けれたのも、納得いくほどに、京丹後市内でも、熊が、ワナにたくさんかかったとのことです。 (今まで、鹿やイノシシばかりで、熊がワナにかかる事は、めったにありませんでした。 猟師の話によると、態が危険なので、山中にワナを、仕掛けられなくなってしまっているそうです。)
書き出せば、色んな事がたくさんあった一年ですが、てんとうむし畑では、野菜がいつもの様に元気に育ち、人間もみんな元気に過ごせた一年でした。 また、来年も、みんなが幸せな年になる事を、願ってます。 2025年、みなさんありがとうございました。 そして2026もよろしくおねがいします。


