スタッフコラム「おいしい生活」

皆さん、わくわくするような春はお過ごしですか?道端を見ても山を見ても色々種類の花が咲き、鳥の声もたくさん聞こえてきます。

鳥もみんな声が違って面白いですよ!山の響きを上手く使って「みんな私の声を聞いて〜美しいでしょ〜」ってオペラ歌手のような鳥、「ねぇねぇ聞いてよ〜」ってお喋りな鳥がいたり…皆さんも近くにいる鳥の声を聞いてみたら何か伝わってくるかもしれませんよ!!

そんな今日は、3月18日に作業場にきたツバメのお話をします。

名前はツバ太郎。ツバ太郎は今年の巣作りの場所を18日に偵察しにやって来ました。数日後、ツバ太郎は二羽のメスを連れて「僕とここで巣を作らない?」とアピールしていました。ツバ太郎のアピールは一羽のメスに届いたようです。

作業場の蛍光灯にのるツバ太郎

名前はツバ子。その日の夕方、私はツバ太郎の行動にびっくりしました。すでに作業場にある巣の中にツバ太郎が入り「ここどう?」と言っているのです。え?中古物件!?ツバメの世界でもリノベーションが流行っているの!?と(笑)ツバ子はそれにOK♡をしたようで、ツバ太郎とツバ子の距離はだんだんと近くなっていきました。それ以降、巣のDIYをしてツバ太郎とツバ子は子作りをしました。

しかし、ここから昼ドラのような出来事が起きたのです。私とマイケルさんで種まきをしていたら、ツバ太郎とツバル(イケメン&ヤンチャ系のツバメ)がツバ子の奪い合いをしていたのです!!もちろん、私はふたりの幸せを願っていました。が、ツバ太郎はひとりになってしまったのです。なんだか寂しそうで、電線でツバ子の帰りを待っているようにも見えました。どうなってしまうのかと心配していましたが、数日後には新しい子を見つけていました(笑)名前はツバヨ。

複雑な関係となったツバ太郎(左)とツバ子(右)

そして、巣の中で卵を温めているような行動をとっていたのです。(中を確認できないのでカンです(笑))こんなすぐに別のメスと結ばれることがあるのかと疑問に思ったので調べてみるとツバメの世界ではよくあることみたいです。

これからはツバ太郎とツバヨを温かく見守っていこうと思います。こうやって毎日観察するとは今まで知らなかったことがたくさんあってびっくりの連続でした。もし梅本農場に遊びに来てツバ太郎とツバヨのことが気になる方がいたら声をかけてくださいね。近くにいたら紹介しますよ!

ちなみにツバ太郎は近づいても逃げないことがあります。私はツバ太郎と会話できるくらいにまでなれたら面白いなぁと思って話しかけています(笑)

何か変化があったら週刊のたよりの端っこに登場するかもしれません。楽しみにしてくれる方がいたら嬉しいなぁ〜

あ、こんな名前をツバメにつけてほしい〜っていうのも募集中です(笑)

古川