週刊てんとうむし畑便り(2026/8/23~8/29 ミニ第520号)

先週のおたよりで、ようやく雨が降り、ほっとした事、書きました。
その後、真夏の猛暑がぶりかえし、すぐに畑はカラカラになってしまいました。
8月23日は、二十四節季の「処暑」。暑さのピークもここまで! ということなのですが、長期予報によると、このあと、10年に一度あるかどうかの高温が続くそうです。
畑の野菜の水やりは、まだまだ続きそうです。

夏の花といえば、ひまわり! 青空の下、猛暑にも、干ばつにも負けることなく、大輪の黄色い花を咲かせてくれますよね!
このひまわり、きれいで元気なだけでなく、農業にとって、強い味方なのです。
2m近くまで背を伸ばし、重い体と花を支えるため、茎は、太く硬くなります。
この茎を細く砕いて畑にばらまくことで、微生物たちのエサとなり、有用な腐植になります。根っこは、広く、深く伸び、長いものは、5~10mにも伸びるそうです。その強い根が、土を深く広く耕してくれます。おかげで、水はけが良くなり、空気も届くようになり、枯れたあとは、根っこが微生物のエサにもなります。
その膨大な量の根っこからは、根酸がたっぷり出てきて、それをめあてに、有用な微生物が、たくさん集ってくるのです。
中でも、菌根菌という、微生物は、植物にとって必要な栄養を集めてきたり、作ってくれたりする、すごい奴なのです。この菌根菌を呼び寄せる力が、ひまわりにはあるのです。

そして、花が咲き終ると大きな種がたくさん採れます。この種には、リノール酸がたっぷり、サンフラワーオイルの元にもなります。鳥のエサにもなり、炒って食用にもなるのです。
と、いうわけで、この春から、新しくてんとうむし畑になった畑60aのうち、10aに土作りのため、ひまわりの種をまいたところ、お花の見頃をむかえています。(残りの50aには、エンバクという土作りのための麦を育てています)

ね、ひまわりは、きれいなだけでなく、スゴい植物でしょう!
ひまわりの後の野菜が楽しみですね。

👆ひまわりは、成長段階に、太陽の方向を向きながら育つので、ひ(日)まわりという名前がつきました。
つぼみから、咲きだすと、朝日の方向、つまり東を向いて成長が止まります。なので、花は、みんな東を向いてるのです。