週刊ミニてんとうむし畑たより12/11〜12/17

今年も残すとこ、あと半月ほど。そろそろ今年の反省を…と振り返ってみました。

大きな自然災害もなく、100種類以上育っているいろんな野菜たち、概ね順調で、よく育ち、たくさんの方々に届けることができました。夏の暑さはここ数年の温暖化の影響で、今年も厳しく、カメムシやテントウムシダマシが今まで以上にたくさん野菜を食べに来たのには、困りました。来年は、カメムシとテントウムシダマシ対策をしっかりしよう!ストチューや木酢液の様にキョーレツな匂いをふりまいて、寄せ付けない作戦です。

小豆…。この地域では「かわうそっさんの行きに播いても、帰りに播くな」という諺があります。昨年は忙しく、1日くらい大丈夫だろうと、小豆のタネをかわうそっさんの前日にまいたところ、諺通り、全くできなかったのです。そこで、今年は、かわうそっさんの前日にまいたのです。順調に育つどころか、育ちすぎて、蔓状になり、葉ボケとなり、来年の種ほどにしかとれなかったのです。温暖化のため、この諺も通用しなくなったのかもしれません。(かわうそっさん…7/30の水無月祭)

以前は、秋まで収穫できたトマト、プチトマトもだんだんと夏を乗り切ることが出来なくなってきていることも、対策をねらないといけないことです。夏の暑さだけでなく、恒例になってきている秋のあたたかさも考えものです。にんじんや大根は夏に種をまいて、秋冬に収穫します。「1日種まきが遅れると、10日収穫が遅くなる」とこれもまた諺があり、地域ごとに昔からのタネまく日があるのですが、その日も、温暖化のため、後にずらしてゆかないといけなくなっている様です。

毎年、力を入れて行っている土づくりのおかげで、年々土が肥えてきているのも、よく育つ原因だとも思います。あと半月、これ以上、反省点を増やさない様、最後まで、美味しい野菜をたくさん届けてゆきます。