ちょっと旬には早いけど、とうもろこしの話!
甘くておいしい、とうもろこしの先に付いているひげ。これは、雌花なのです。
そして、ひげの一本一本が、一粒一粒と繋がっている。だから、ひげの数と実の数は同じ。全てのヒゲ、一本一本に花粉が受粉しないと、立派な実になりません。歯抜けが出てしまいます。
きゅうりやなす、とまと等は、虫媒花といって、ハチなどの虫によって、雄しべ、雌しべの受粉を行います。虫を、まねくために美しい花を咲かせます。
それに対して、とうもろこしは風に乗って大量の花粉を飛ばして受粉させる風媒花。
虫をまねく必要がないので、地味な花ですが、風を受けやすい様に背が高く、雄花を咲かせるのです。
タネを播いてから、65日位でこんな姿に!大人の背丈くらいに育っています。