週刊ミニてんとうむし畑便り(8/10~8/16ミニ第469号)
ようやく、待望の雨となりました。
トラクターで畑を耕すと、砂ぼこりがもうもうと舞うほどに干からびていた土にも雨が染み渡り、野菜も土も生き返ってくれました。
「土が生き返る?」なんて思う方もおられるかな?
土って、命のかたまりなんですよ。
たった1gの土の中には、生き物(微生物)が1000億もうごめいて、大活躍しているのですから。
このカラカラ状況の中、途方もない数のこの生き物たちは、死んでしまったり、胞子という形で休眠したり、あるいは、下の方の湿気のあるところへ避難したり…なんとか生き永らえるよう耐えてたことだと思います。
そして、恵みの雨。
生き物(微生物)たちも、待ってましたと復活し、大増殖しているでしょう。
死んでしまった生き物も、新しく誕生した命のエサとなり、土の素となるのです…
ね、「土が生き返る!」でしょう!
そして、生き返った土から養分を吸い上げて、またたくさんの実をならしてくれます。
この雨の1週間前に種まきしたにんじんたちも、ようやくかわいい芽を出してくれました。
雨のおかげで猛暑も少し和らぎ、暑さの苦手な柴犬ハナも少し元気が出てきました。
雨のありがたさをこれほど感じた夏は、はじめてかもしれません。
~~~
てんとうむしばたけで初のスイカ。自然農法センターの黒小玉(2㎏)タネですが、中玉~大玉くらいにまで育っています。
5~6㎏もあるのです。そして、甘くて香りがある。
世の中のスイカは95%が接木栽培。根っこがカンピョウなので味が落ちます。
てんとうむしばたけのスイカは、タネから育てた実生栽培。
これが美味しさのひみつの一つです。スイカ担当は、スイカ大好きつららちゃんです。
~~~
8月7日は立秋でした。
二十四節気ごとのラジオあゆみちゃんの「こたえは土の中」では、十年以上種とり続けている木子トマトの不思議の話でした。ポッドキャストはこちらから👇
