週刊ミニてんとうむし畑たより10/24〜30

10/23(土)は二十四節気の降霜。10月下旬になり、それまでの暖かい秋から急に秋が深まる、朝晩の冷え込みがきつくなりましたが、霜がおりるほどではありません。

古い日記を読み返してみると、この”降霜”通りに、霜がこの頃におりたこともあります。

それ以来は11月中旬ころに初霜が多い記録。とは云え、この時季としてはかなり強い寒気が入り、丹後の空模様は「弁当忘れても傘忘れるな」という諺の「うらにし」という独特の天候の季節がやって来ました。

晴れているな…と思ったら、急にザーッと雨。そして虹が美しい青空となる。そして北風で日本海は荒れて、夜には海鳴りが聞こえる様になります。

畑でも、露地では越冬野菜がはじまります。にんにく種球の植え付け、そらまめ、えんどうのたねまき、玉ねぎの苗の植え付け…。これから、気温が日に日に下がってくるので、これら越冬野菜の仕事は一気にやらないといけません。ダラダラ日数をかけていると、一日の平均気温が下がりすぎてしまし、活着や発芽が急に悪くなってしまうからなのです。にんにくの種球の植え付けは先週に完了。今週は、そらまめ、えんどうのたねまきです。そらまめ、えんどう、見た目も味も全く違いますが、どちらもマメ科の野菜。

同じマメ科でも、双葉が土の中のまま展開しない”ピー”と、地上へ出て展開する”ビーン”の2種類があります。そらまめ、えんどうはどちらも”ピー”。落花生も”ピー”です。ピーナッツって言いますからね。

大豆やインゲン、小豆は”ビーン”です。えんどう、そらまめ(”ピー”)は栄養たっぷりの双葉が地中にあるままなので、ダンゴムシやナメクジ、そしてネズミ等に食べられやすい!!

過去にも畑の土に直接たねまきして、ナメクジに食べられ、欠株によくなりました。そこで、育苗ハウス内でポットに土を入れて、種まきを行います。ナメクジ、ダンゴムシ、ネズミから守るために!!

冷え込んだ朝には、刈草堆肥から湯気があがります。微生物たちの活躍している証!