週刊ミニてんとうむし畑たより4/25~5/1

日に日に山の新緑がまぶしく、鮮やかになってきました。山藤の花も見事に咲き出しました。「山が笑う」という季語がありますが、本当に山が笑っていると感じる良い季節ですね。

先週から、育苗ハウスで育てていたトマトの苗たちも、いよいよ本圃への植え付けが始まっています。2~3月に種まきをしたレタスやこまつなを収穫の最中なのですが、獲り終えたうねの上にそのまま植えてゆきます。耕さないことで、土の中に住んでいる共生菌や小動物がそのままトマトの根っこに集まり、いい仕事をしてくれるのです。

時々、トマトのまだ小さな実が出来てるのがあります。早く赤く熟れて食べたい、、という気持ちがあるのですが、早目に摘み取ります。根っこに養分をまわすためです。ピーマンやナス等も、一番最初の実はもったいないのですが、後々のことを考えると、摘み取ってあげる方が良いのです。

せっかくなので、まだ青い小さなトマトの実を口に入れてみました。酸っぱいばかりでまだかたいのですが、トマトのいい香りが口の中にさーっと広がります。みなさんより、ちょっとお先にトマトの香りを楽しませてもらいました。

この後、きゅうり、ズッキーニ、かぼちゃ、なす、ピーマン、万願寺など、次々と、夏野菜たちが育苗ハウスから、本圃へお引越しです。