スタッフコラム(湊)

皆さん最近釣りは行っておられますか?スタッフの湊です。

朝晩は寒いもののお昼の間は随分と暖かくなって来ましたね、梅本農場では夏野菜のお世話が始まり、葉物野菜の種蒔き、白菜、キャベツの鉢上げを行うと育苗ハウスは満杯、畑も少しずつ冬から春に切り替わって活気が出て来ています。そして僕の釣りは水が冷たいのでもう少しお預けですが、心はウキウキ気分です。

今日も前回お話しした狩猟関係のお話をさせて頂きます。3月初旬に狩猟に関わる講義を受けて来ました。そこでシカ、イノシシの生態について少し説明があり、習性や食性、運動能力などについて知りました。いろんな特徴があり、「そりゃ増えるわな。」と思う事ばかりでしたが、その中でも特に驚いたのはシカの跳躍力です。

野生の動物は怪我をして歩行が困難になると、死を意味するぐらい日々過酷な状況下で生きています。よって普段はある程度力を抑えて生活をしています。畑をシカから守る為の柵は一般的に180cmから210cmの支柱を元に囲われていると思います。その講義でもシカの跳躍力は約150cmと伝えていましたので、普通の状況下ではそれで十分に守れるとの事でした。

しかしその講師が所属している組織である地域のシカを大規模に駆除した時の事です。鉄柵で何メートル四方の大きな囲いを作って、シカの群れごと捕まえ、鉄砲を持って現場に向かった様です。柵の高さは2mあり、その講師の経験上絶対に飛び越えられないと思っていたらしいのですが、その中の1匹は助走なしのノーモーションで飛び越えて逃げて行ったらしいです。普段は飛んだ時に足をフェンスに引っ掛けて怪我をする可能性があるので、ある程度高いフェンスであれば諦めるのですが、命を取られると思ったら少々怪我をしようが、高いフェンスも飛ぶ様です。一度だけこの様な事があったと言われていましたので、特に跳躍力があった個体だったのかもしれません。もしくはそれは噂でかの有名な伝説のシカ界の金メダルオリンピック選手だったとかなかったとか。。。
ご機嫌様!!