週刊てんとうむし畑便り(2026/3/8~3/14 ミニ第497号)
「あーやっと春が来たね!」って、ご近所さんとのあいさつ。それが、昨日、今日(3/8)は、「寒いね!」のあいさつ。春の訪れは、三寒四温と、いうけれど、その言葉が実感できる週末です。
私たちの畑のある黒部では、「金剛童子山に雪が残るうちにじゃがいものタネ芋を植えよ」と昔から言いい伝られています。
2月末の陽気で、その金剛童子山の雪も、ずい分消えていましたが、今日、山を見上げると、再び美しい雪化粧、、、じゃがいもの種芋植えも少し余裕ができた様です。
そして、この寒気も、今日まで。明日からは、また春が復活の予報。それに合わせて、夏野菜たちのタネまき第一弾です。トマト、ナス、ピーマン、万願寺、どれもナス科です。同じ野菜でもきゅうり、かぼちゃ、ズッキーニ、ごーやなどは、ウリ科。ナス科は成長がゆっくり。ウリ科は、びっくり急成長します。この地域では、ウリ科もナス科も夏野菜を、畑に植え付けることが出来る温度は、5月の連休以降なのです。そんな訳で、植え付け日から、逆算して、タネまきを計画します。そんなこんなで、ゆっくり成長のナス科が、いま! びっくり急成長のウリ科は、4月上旬に育苗ハウスでタネをまくのです。
そして、ナス科の夏野菜のタネは、発芽するのに、30℃以上が必要。育苗ハウスの中は、あたたかいとはいえ、外は2~3℃なので、人間の体温が活躍します。それぞれ担当のタネを、濡れティシュにくるんで、ビニル袋に入れて、腹巻きにして発芽させるのです。その間、楽しく、にこやかに暮らします。最近は、この発芽のやり方をする農家もふえてきましたね。てんとうむし畑のこのお腹であたためる方法は、私の祖父からおそわったもの。ひょっとすると、祖父も祖々父からおそわったのかもしれません。少なくとも100年くらいは、たつ、伝統の技、(おおげさかもね)なのです。
今夏も、美味しい夏やさいたち、たくさん実りますように! 毎日声かけながら、次々と、タネまきつづきます。


